賃貸でできるジャパンディ:原状回復前提の壁と床の整え方
賃貸に住んでいると、インテリアの選択肢が狭まります。壁に釘を打てない、床を傷つけられない、退去時に原状回復が必要。それでも、ジャパンディの雰囲気は作れます。制約があるからこそ、何を置くかの選択が研ぎ澄まされる面もあります。
壁を傷つけない飾り方
貼ってはがせる壁紙シートは、ここ数年で品質が上がりました。和紙調のテクスチャーのものを一面だけに貼ると、アクセントウォールとして機能します。退去時に剥がせるため、原状回復の心配がありません。
絵や写真を飾りたい場合は、石膏ボード用の細いピンを使います。穴が0.5mm程度で、退去時にパテで埋める必要がないものが多いです。ホームセンターで数百円で入手できます。
床を傷つけない家具の置き方
家具の脚にフェルトパッドを貼ることは基本ですが、それ以上に有効なのはラグです。ラグを敷くことで、家具の重さが分散され、フローリングへのダメージが減ります。ジャパンディに合うラグは、ウール混かコットンのシンプルな無地か、細いストライプのものが馴染みます。
棚は壁に固定せず、置き型のものを選びます。転倒防止のために突っ張り棒を天井との間に渡す方法が有効で、壁を傷つけずに安定させられます。
照明の変え方
天井の照明器具を変えることは賃貸では難しいですが、引掛シーリングに対応したペンダントライトに付け替えることは多くの賃貸で可能です。退去時に元の器具に戻せば問題ありません。
それが難しい場合は、コンセントから電源を取るフロアランプやテーブルランプで補います。天井の蛍光灯を使わず、フロアランプ一灯で夜の部屋を過ごすだけで、印象は大きく変わります。
賃貸の制約は、選択を絞り込む助けになることもあります。何でもできる環境より、制約の中で考えたほうが、部屋に一貫性が出ることがあります。