間接照明でジャパンディの部屋を作る:選び方と置き場所
部屋の印象を変える要素の中で、照明は最もコストパフォーマンスが高いと思っています。家具を一つも変えなくても、照明の使い方を変えるだけで、同じ部屋が別の場所のように見えることがあります。
天井照明を「使わない」選択
日本の賃貸に多い天井の蛍光灯は、部屋全体を均一に明るくします。それ自体は悪くないのですが、影がなく、素材の質感が見えにくくなります。夜はできるだけ天井照明を使わず、フロアランプやテーブルランプだけで過ごしてみてください。
最初は暗く感じるかもしれませんが、1週間続けると目が慣れます。影ができることで、木の質感やリネンの凹凸が見えるようになり、部屋に奥行きが生まれます。
和紙シェードのフロアランプ
ジャパンディの照明として最も合うのは、和紙を使ったシェードのフロアランプです。光を透過しながら拡散するため、柔らかい光が部屋全体に広がります。直接光源が見えないため、目への負担も少ないです。
置き場所はソファの横か、部屋のコーナーが基本です。視線の高さより少し上に光源が来るように高さを調整すると、部屋全体が落ち着いた印象になります。
複数の光源を使う
一灯だけでなく、小さな光源を複数使うことで、部屋に変化が生まれます。棚の上に置く小さなテーブルランプ、ベッドサイドのクリップライト、窓辺に置くキャンドル。それぞれの光が重なることで、部屋全体が温かみのある印象になります。
電球の色温度は2700K前後の電球色を選ぶと、ジャパンディの素材感と合います。昼白色(5000K前後)は清潔感がありますが、夜の部屋には少し硬い印象になります。
照明は一度設置したら終わりではなく、季節や気分で変えられます。秋冬は光源を増やし、春夏は減らす。そういった調整が、部屋を生きた空間にします。